ルーンワークス!

ルーンワークス!の遊び方

プレイ人数

2~6人

準備するもの

トランプ52枚。

ストーリー

プレイヤーは魔術師となり、魔法陣を早く美しく作り上げる技術を競う『ルーンワークス』と呼ばれる儀式で対決を行います。

概要

カードの組み合わせで役を作り場にだしていき、7枚の手札を早く使い切った人の勝ちになります。セブンブリッジ亜種です。


ゲームの準備     マナストリームの設置

  1. カードをよく切ってマナソース(山札)とマナプール(捨て札置き場)をつくります。
  2. プレイヤーはそれぞれ7枚づつカードを引きます。コレが初期手札(初期ルーン)となります。

スタートプレイヤーの決定    前哨戦[Leady work]

  1. 全員が初期手札を揃えたら、各自手札から1枚を選んで「Leady work!」の合図で一斉に公開します。
    ここで公開しないことも選択でき、その場合0として扱います。
    一番高い札をだしたプレイヤーから時計回りに手番を行っていきます。
    公開した手札は再び裏にして手札に戻します。
  2. 一番高い札を出したプレイヤーが二人以上だった場合、そのプレイヤーたちだけで 残った手札から2回目の比べ合いを行います。

ゲームの流れ    魔術師レベル1    使用可能魔術:ドロー、セット、リリース、イグナイト

1.ドロー
手番プレイヤーはカードを山札から一枚引きます(ドロー)。
2.セット
手札の中に役ができていたら、それを場に出すことができます(セット)。
3.リリース
手札を一枚すてます。最後の一枚でなければ次の人の手番になります。(リリース)
3.イグナイト
捨てた手札が最後の1枚だった場合、「イグナイト」と宣言することで、そのプレイヤーの勝利となります(イグナイト)。

セットできる役

セット:コールセット
同じ数字を3枚以上。CSやコールと略す。
セット:エレメンタルシークエンス
同じスートの連番を3枚以上。ESやシークと略す。
セット:エレメンタル
7の数字1枚。

ルール    魔術師レベル2    使用可能魔術:シーク、セット:ブースト

シーク
前提:自分の手番で、手札と直前に捨てられたカードでESを作ることが可能。
ドローを宣言する前に、「シーク」と宣言することで、山札から引く代わりに捨て札からカードを引いて、セットを行うことができます(シーク)。
セット:ブースト
前提:一つでも自分が役を場にだしている。
自分の手番で場にでている役に手札を付け足しできます。(ex.場に出ている8のコールセットに手札から出した8のカードをセットする)
この時、エレメンタル(7を1枚)の役はESとして扱うことができます。 他人の役につけても構いません(ex.場に出ている7に6をつける)

ルール    魔術師レベル3    使用可能魔術:コール、イグナイトショット

コール
前提:手札に同じ数字(n)が2枚以上。
捨て札に数字(n)のカードが置かれた時に「コール」と宣言することで、山札から引く代わりに 捨て札からそのカードを引いて、セットを行うことができます(コール)。シークより優先されます。
この時コールした魔術師に手番が移ります。間にいた魔術師はとばされます。
イグナイトショット
前提:あと1枚でESかCSを作ることができ、その手番でイグナイトを行える。
誰かがその1枚を捨てた時に「イグナイトショット」または「ショット」と宣言することで、山札から引く代わりに 捨て札からカードを引いてセットを行うことができます(イグナイトショット)。コールより優先されます。

まずはこのレベルからはじめてみましょう。

拡張ルール    魔術師レベル4    使用可能魔術:ブラスト

  1. 魔術師は100点のMPを持ちます。
  2. イグナイトした魔術師は10点のMPが増加します。
  3. 他の魔術師は手札の合計点だけMPが減少します。ただし7は30点として数えます
ブラスト
1手番で7枚全てをセットしイグナイトを行うとMPが50点、増加します(ブラスト)。

5回戦が終了するか、誰かのMPが0以下になったら勝負終了となります。MPの多い順に勝者となります。 その際、MPが同値のものがいたら、全員で延長戦を行ってください。

拡張ルール    魔術師レベル5    使用可能魔術:ブラストショット

  1. 魔術師は200点のMPを持ちます。
  2. イグナイトできなかった魔術師は、手札によるMP減少に加え、自分がセットした役の個数に 応じてMPにダメージを受けます。1個:30点。2個:50点。3個以上:60点
  3. イグナイトショットの切欠になる手札を捨てた魔術師はさらに10点のMPダメージを受けます。
  4. イグナイトショットやブラストショット(後述)によるダメージは累積します。 (ex.二人から同時にブラストショットをうければ100点のMPダメージ)
ブラストショット
イグナイトショットでブラストを行う時(ブラストショット)、その切欠となる手札を捨てた魔術師はさらに50点のMPダメージをうけます。

7回戦が終了するか、誰かのMPが0以下になったら勝負終了となります。MPの多い順に勝者となります。 その際、MPが同値のものがいたら、全員で延長戦を行ってください。

補足:図解

世界観説明:カナタの世界

アトリエ

追加ルールメモ

属性対応表

スペードクラブハートダイヤ

ルーン解説

No ルーン 意味 召喚 召喚解説
1st 物事のはじまり。 ワンダーエッグ 卵を呼び出す。卵はセットされた他のアーツや最後の点火ルーンの組合せなどで何が生まれるか変動する。殻が割れるときのエフェクトと何が生まれるかわからないわくわく感から子供に特に人気のルーンアーツ
2nd 万物は力を持ち、互いに力を受け与えている パワーベクト 周囲のものを念動力で操る ことができる召喚獣。術者の発想次第で化けるルーンアーツ。現地にあるものを動かすことでライブ感を生むが、うっかり破損させてしまうと評価が下がるで終 わらない場合もある
3rd 時には揺れ動くままに。 ユーラウェイブ 波を操る召喚獣。音の波でサウンドエフェクト担当。エレメンタルシークエンスと組み合わせたときに真価を発揮する。揺らめくアーツはいつもと少し違った姿をみせてくれる
4th 全てを照らしだす、光。全てを閉ざす闇も同時に司る。 ルクスルス 万色の光を操る召喚獣。分かりやすく美しく、初心者でも高ポイントを狙える。魔法になれ、様々な演出を加えられるようになってきた中級者がしばしば演出過剰に陥り減点される
5th カチリカチリと刻まれ続ける クロックタック 時を操る召喚獣。一時的に領域内の時間を早回ししたり遅くしたりできる。見慣れた動きも一風変わった動きにみえる。過去未来にまで力を及ぼすには莫大な魔力と技術が必要。応用が難しいアーツでもある
6th 緑に茂り花開き実を落とす、植物 エンドリアード 植物を操る精霊。どんな草も生やし、成長させ、枯らすことができる。ツタで美しい紋様を描くのが最も基本的な使われ方。デザインセンスが問われる。また、使いこなすには植物についての知識も必要
7th 精霊 世界の法則の具現。マナと世界の仲介役 解説参照 このルーンに限り単体でもエレメンタルシークエンス として魔法陣をセットできる。各属性を司るサラマンダー、ウンディーネ、シルフ、ノームは4大精霊とよばれる。3つ集めてコール:スピリッツを行った場合 には珍しい精霊がでることも
8th 動物 大地を駆け空を飛び海を泳ぐ生き物たち。 シトファルクン 獣、鳥、虫、魚、全ての生 き物たちの王。姿をみせることはなく、呼びかけには白い姿の使いの化身を送ってこたえる。獣たちを呼び出し、行動を操れる。術者による違いが最も顕著な コールセット
9th 言の葉 それは世界に意味を与える ワーズリーフ 感情と夢と言葉を司り、百の姿を持つ精神の精霊。感情の増幅、言葉が通じなくともいいたいことを伝える力がある。召喚すれば、アーツを語り勝手に盛り上げてくれる。評点の難しい精霊。
10th 歯車 組み上げられた技術 ルーンギア 技術を司る人工精霊。よく使われるアーツの組み 合わせを自動で行ってくれ、安定して同じ結果を返してくれる。指示を与えなければ何もしないので術者の使い方が問われる。逆に指示さえ与えれば初級の術者 でも高度なアーツを使用できる
11th 扉の向こう、旅立。移動。繋がり。 アトラクポート 境界と移動を司る精霊。領域内の自在の移動と結界を展開することで高い芸術点と技術点を得られるチャンス
12th 人の歴史は争いの歴史、魔術もまた逃れられず。 グランアームズ 攻撃防御策略、全てに通じ戦場を駆け抜けた英霊。あらゆる武器、防具、陣形を生み出すことができる。演舞の美は魔術師たちの芸術の争いでも有効である。
13th 死神 始まりがあれば終りがあり、形あるものはいずれ朽ち果てる ブランクエンド 終焉、停止、死、空白を司る精霊。アーツの終わる順番の制御や発動中のアーツを強制的にかき消すなど演出の幅が格段に広がる。うまく使えれば、だが。使いこ なすのは難しい